自分を律する力
【自分を律する力】
『探究学舎』代表取締役の宝槻泰伸さんは5人のお子様を持つお父さんなのですが、子育てに関する取材にお答えされていた時の言葉が心に響いたので、1部ご紹介します。
「自分を律する力は経験によってしか身につきません。親がルールを課すのは短期的な対処でしかなく、本質的な解決にはならないのです。」
「私は子供がネットやゲームをする際の制限やルールを決めていませんが、見すぎていると思ったら有無を言わさずやめさせます。つまり、人生の先輩として『これ以上は危険』と判断した時に強制リセットする機能を親が担うのです。」
「親ができる行動は『好きにさせる』ことと、この『リセットボタン』を持つことだと思うんです。」
「そしてリセットする時には合理的な理由が必要になります。この理由が親の都合やエゴになってはいけません。親は常に"自分のイライラが発動しないようにする目的で子供を管理しようとしていないか"を自分に問わなくてはなりません。」
「一貫した哲学があるのか、親の自己損得だけで縛りつけようとしていないか、子どもは簡単に見抜きますよ。」
以上、私がとても心に響いたお話でした。