まずは自分の行動を変える

【まずは自分の行動を変える】
指導者は皆、生徒に対して願望を持っています。
僕であれば、最も強い願望が「自信を持ってほしい」です。
それ以外にも
「失敗を恐れずに挑戦してほしい」
「物を大切にしてほしい」
「他人を認めてほしい」
など、さまざまな思いを抱きながら日々生徒と関わっています。
ではその思いが生徒たちに届くためにはどうすれば良いでしょうか。
それは、生徒への『願望』と指導者の『行動』を一致させることです。
例えば、僕は朝体操場に来ると「今日も一日よろしくお願い致します。」と言いながら礼をします。
レッスンが終わると全ての道具、場所、来てくれた方々への感謝の気持ちを込めて「今日も一日ありがとうございました。」と口に出して言います。
だから僕の「物を大切にしようね。」という言葉にはエネルギーがあるのです。
もし僕がこの行動を怠ったら、いつまでも願望は届かないでしょう。
「こうなってほしい!」と思ったら、まずは「自分はできているか?」を考えます。
素晴らしい教育をする上で最も大切なことは、指導者が素晴らしい人間であることです。