夫として、父として
【夫として、父として】
子育ての不安や悩みを妻から相談されたとき、夫としてやってはいけないことがあります。
それは、話の要点を言う、解決策を言う、理屈を言う、結論を言う(論破する)です。
「要はこういうことだろう。」「じゃあこうすればいい。」「今悩んでも仕方ないじゃないか。」「つまりこうするしかないよ。」
これは正しいことであって、妻が望んでいることではありません。
必要なことは、繰り返す、言い換える、共感するです。
「そんなことがあったのか。」「これに悩んでいるんだね。」「お前も心配になるよね。」
これは問題を解決しないかもしれませんが、妻が望んでいることです。
夫としてはこれで良いのです。
逆に子供に対しては、理論的に話すことが父親としての役割でもあります。
理論的な考え方の言葉のシャワーを浴びせることで、子供も自然と理論的に考える力を身につけることができ、数学的思考が高まるからです。
論理的思考は男性の得意分野であり、子育てにおいて欠かせない要素ですが、夫婦間では封印した方が良い場合もあるようです。
夫として、僕もまだまだ勉強ですね。
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