異年齢交流のメリット

【異年齢交流のメリット】
学校生活の中では、その特性上同年齢の友達と関わることが多いと思います。
同年齢交流のメリットは安心感があることです。
多少の個人差はあっても、同じような体格、能力、知識、情報を持った人との関わりだからです。
だからこそのデメリットもあります。
子供は常に、自分が特別な存在でありたいと願っています。
同じレベルの集団の中でその立場を確立しようと思ったら、必然的に周囲との競争が生まれます。
それは、互いに切磋琢磨する健全な競争とは限らず、いじめや、非行などによる誤った行動に発展することもあります。
対して異年齢交流では、初めから自分は特別な立場です。正しくは、そう感じやすい環境です。
するとそこに生まれるのは競争ではなく、役割分担と協力体制です。
大人が手を加えなくとも、先輩を見て学び、年下の子の面倒を見て、最年長者が集団を統率する流れが形成されていきます。
2週間後に開催されるサマーキャンプは、4歳~13歳の異年齢交流となります。
参加する生徒たちが自分をどのように表現し、どう行動するのか。
とても楽しみです。