信用と信頼のちがい

【信用と信頼】

「信用」は条件付きで相手を信じること、「信頼」は無条件で相手を信じることを言います。

そう聞くと、信頼よりも信用の方が安全な気がしますが、大切な友人や家族などの近い人間関係においては信頼することこそが重要だと思っています。

例えば子供との約束事です。

「信用」をベースに考えると、「この子は約束を破ったことが無いから大丈夫。」あるいは、「前に約束を忘れたことがあるから心配だ。」など、過去の行いを分析して約束を交わすことになります。

すると、子供が約束を破ったり、失敗する度に、親の『信じる気持ち』は減っていき、場合によってはご褒美や罰を与えることで、約束を守らせる要素を増やしていくかもしれません。

しかし「信頼」に過去の行いは関係ありません。どんな状況においても親は『100%の信じる気持ち』で子供と約束を交わします。

僕はそんな信頼関係こそ、親子のあるべき姿だと思いますし、同時にそんな関係を目指していきたいと思っています。

我が子を信じる上で性格や能力はもちろん、信じるにたる根拠すら必要ありません。

僕たち親は、ただ無条件に子供の未来を信じれば良いのです。

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