子供だからではない

【子供だからではない】
子供が悪いことをした時、それを「子供だから」という解釈で片付けてはいけません。
子供の行動には全て理由があるからです。
例えば、子供は嘘をつきます。
では、嘘をつくのは子供だからでしょうか?
それは違います。
自分の望みを叶えるために、必死に知恵を絞った結果です。
理由があるから嘘をつくのです。
大人も嘘をつきます。
危険な場所に子供が行きそうになったら「そっちには鬼が出るよ」と言うかもしれません。
子供を守るための正義の嘘です。
子供も同じです。
彼らにとって嘘をつく目的は、僕たち大人が我が子を守る目的でつく嘘と変わりません。
嘘をつくという行為に限らず、悪戯をしたり、友達を叩いたりするのも、自分なりの考えや正義があるからなのです。
だからこそ僕たち大人は、子供を子供扱いせず、思考力を持った1人の人間として、対等に関わって行かなければなりません。
つまり、行動そのものではなく、そう行動した理由に目を向けて行けば良いのです。