自己実現の道筋とその先にあるもの

【自己実現の道筋とその先にあるもの】
画像のように、人間の欲求には5段階あると言われています。
そしてこのピラミッドが意味しているのは、「下の階層の欲求が満たされてはじめて、その上の欲求を持てるようになる」ということです。
ご飯が食べたいという欲求(生理的欲求)が満たされなければ、安心して暮らしたいという欲求(安全欲求)は生まれません。
安全な暮らしが無ければ、あのグループに入りたいという気も起きないのです。
さて、我々は子供に対して最上級の「自己実現」ばかり望んではいないでしょうか。
自分らしく生きてほしい、何かやりがいを見つけてほしい、目標を持ってほしい、、、
それは下の階層が満たされたとき、自然と湧き上がる感情です。
もっと言えば、「人に優しくしなさい」と求めるのはさらに難しい話です。
5段階の欲求を一つ一つ満たしていき、最上級の自己実現を叶えたその先に、「社会や人の役に立ちたい」という想いが生まれるのですから。
まず、僕たち大人が満たしてあげましょう。
満たされた子供は、自然と次のステップに上がっていきます。