子供の八つ当たりを真剣に考えてみた
【子供の八つ当たりを真剣に考えてみた】
大人が八つ当たりをしないで済むのは、おそらくストレスを発散する手段をたくさん持っているからです。
言語能力があれば、当人同士で話し合ったり、誰かに相談することができます。
ストレスの元凶と距離を取ることも、ショッピングをしたり、温泉につかることもできます。
対して子供は、八つ当たり以外のストレス発散手段を持ちません。
物にあたるか、人(親)にあたるかです。
僕が思うに、ストレスを相殺する要素は『自由』です。
自分の考えを正確に伝えられる自由。
自分で意思決定できる自由。
つまり未来を良い方向に動かせる自由。
そんな自由さえあれば、きっと八つ当たりの必要もありません。
子供は成長するにしたがって自由が増えていくので、八つ当たりも減っていきます。
ただし、自由が増えるということはそれに比例して『責任』も増えるということです。
責任というのは経験から身につくものですから、子供たちがしている八つ当たりも、モラル教育に繋げられると感じます。
発散させる→原因を聞く→理解してあげる→モラル教育、現状思いつくのはこの流れです。