自分には何ができるか
【自分には何ができるか】
何か問題が起きた時、脳は自分を正当化しようと働きます。
例えば誰かのせいで自分や大勢の人に迷惑がかかった時、「あいつのせいでこんなことになった」「まったく、どうしてくれるんだ」「みんな迷惑している」と、他人や周りしか見えません。
また、自分のせいで他人に迷惑をかけてしまった時は「環境が悪かったんだ」「あの人だって前に同じ失敗をしていた」などと自分以外の要素にも問題があったと瞬時に考えてしまうものです。
これは脳の反射的なものなので、仕方がないとも言えます。
しかし、大切なのは「自分には何ができるか」と考え直すことです。
問題を解決するために行動するのか、手を貸しに行くのか、誠意をもって謝るのか。
誰かや何かのせいにするのは、とても簡単なことですが、それではいつになっても問題は解決しません。
世の中のためにも、自分や大切な人の未来のためにも、「自分に何ができるのか」を常に考えていたいと思います。