承認より尊敬
【承認より尊敬】
人を承認するというのは難しいことです。
なぜなら、一人一人価値観が違うからです。
人によっては正しい行いでも、人によっては迷惑な行いかもしれません。
他人を認めるということは、価値観の違いを認めるということです。
さて、僕は今までたくさんの子供と関わってきましたが、彼らを承認するためには欠かせない要素があります。
それは相手を尊敬することです。
『尊敬』というのは、認めるとか、良いところを探すこととは違います。
「この人は素晴らしい人だ」という前提を持って接するということです。
あるいは、相手がどんな行動をとっても「きっと何か考えがあるのだろう」と信じることです。
もちろん、相手が子供であってもです。
僕には1歳と2歳の息子がいますが、2人とも僕に無いものを持っています。
妻は僕と全く価値観の違う人間ですが、だからこそ成り立っています。
そして、体操クラブに通ってくれている子供たち一人一人のことも、僕は心から尊敬しています。
僕は尊敬の心から承認する気持ちが生まれるのだと思います。