責任感はどうしたら生まれるか
【責任感はどうしたら生まれるか】
責任感がある・ないは、性格の問題ではありません。
生きていく上で高められる能力です。
では、どうすれば責任感を培うことができるでしょうか。
それは任されること、信頼されることです。
例えば、僕の生徒たちはマットを運んだり跳び箱を運んだり、いつも僕のサポートをしてくれます。
そんな時は手を出さず、ダメ出しをせず、子供が仕事を終えるまで見守ります。
マットが反対向きでも、片付け方が少し雑でも、「ありがとう。助かったよ!」と伝えます。
すると子供は「自分には物事をやり抜く力がある」「人の役に立てる」と感じるのです。
では反対に、子供が何か手伝いをしてくれた時に「やり方が違う。」「もっと綺麗にやってよ。」などとダメ出しをしていたらどうでしょう。
子供は「どうせ自分は力になれない」「他の人に任せておけばいい」と考えるようになってしまいます。
子供は不器用で当たり前です。
こちらが満足できる成果を出せることはほとんどありません。
彼らの受け持った仕事を、彼らの視点で評価してあげることが、責任を持つことに繋がるのだと思います。