子供は本能的に大人ぬ嫌がらせをする

【子供は本能的に大人に嫌がらせをする】
子供は少なからず大人に対して劣等感を抱いているものです。
背の高さ、力の強さ、手先の器用さ、話しの上手さなど、敵わない部分を見つけては、憧れや尊敬を抱いたり、自分の無力さに打ちひしがれたりもします。
なので子供は、大人がひっくり返るシーンが大好きです。
ひっくり返るというと抽象的ですが、文字通り転んで泥だらけになったり、子供たちにバカにされていたり、虫を怖がっているところなどです。
大人のそういう姿を見て子供たちは面白がりますが、同時に学習しています。
「完璧である必要はないんだ」
「大人も失敗するんだ」
「恥ずかしくても笑顔で乗り越えればいいんだ」
このようなことをです。
大人は子供の憧れであると同時に、かっこ悪い姿を積極的に見せる存在であるべきだと思います。
もしかしたら皆さんも、学生時代に先生をバカにしたり、あの手この手で大人を困らせた経験があるかもしれません。
子供とはそういうものです。
僕たち大人は、それを甘んじて受け入れ、彼らにリアクションを見せ続けようではありませんか。