まずは肯定と共感

【まずは肯定と共感】
子供に対して許可を出すのはとても勇気がいることです。
「そっちには行かないで」「もうすぐご飯だからお菓子はだめ」「なんで取るの」「いいかげんにしなさい」
子供は自分勝手ですから、親にとって都合の良い行動をとることは稀です。
こちらが意識しなければ、かける言葉のほとんどが否定になってしまいます。
これは大変恐ろしいことです。
特に幼い子供は自分の行動が否定されているのか、自分の存在を否定されているのかを理解できないからです。
なので僕が意識しているのは、とりあえず肯定することです。
お菓子が食べたいと言われたら、「いいよー、ご飯の後ねー。」とか、「いいよー、明日ねー。」などと言います。
また、「お腹が空いたんだね。」や「お菓子好きなんだね。」などと、まずは気持ちを代弁してあげてることもします。
(お菓子をあげないという)結果は変わりませんが、子供は自分の気持ちを分かってくれた上での否定だと感じます。
ダメなものはダメと伝えることも必要ですが、共感してあげるということも忘れてはいけませんね。