苦痛を和らげるのは安心
【苦痛を和らげるのは安心】
子供に対して「打たれ強くなってほしい」と思ったことはありますでしょうか。
例えば、子供が公園で雲梯をしています。
頑張って挑戦している時に手を掴み損ねて落ちてしまったとします。
そこで「こんなの出来っこない。もう雲梯なんてやらない!」と考えるか、
「よし!もう一回だ!」と考えるかの差です。
僕は後者の方が前向きに物事に取り組めると思うので、子供には打たれ強くあってほしいと考えます。
打たれ強いということは、苦痛やストレスに耐性があるということですが、どうすればそのような子に育つのか。
そのために必要な要素は「安心感」です。
悔しいこと、痛いこと、悲しいことがあった時、見守ってくれたり、抱きしめてくれたり、手を貸してくれる存在がいるという実感です。
この安心感が足りないと、子供は自分が「弱い存在」であることを必死で訴えようとします。
必要以上に痛がったり、落ち込んだりします。
それは大人も同じではないでしょうか。
自分を認めてくれる存在は、人を強くするのだと思います。