よけいな競争

【よけいな競争】

他人と比較することは、生きている以上避けては通れません。

なぜなら、我々は他人と比較しなければ物事を判断することも評価することも、自分の現状を認識することもできないからです。

子供は3〜4歳頃になると、どんぐりを大きい順に並べるなど、自然と物事を比較判別するようになります。

それほど、比較するということは人として自然なことなのです。

しかし、僕たちは競争の結果こそその人の価値だと判断してしまうことがあります。

これは本質的ではありません。

なぜなら、競争というのは、勝つ人よりも負ける人の方が圧倒的に多くなるものだからです。

勝った人に価値があり、負けた人に価値がないという考え方をしていたら、競争をする度に自信を失うことになるでしょう。

もし他人と競争をするのであれば、競争自体を楽しめば良いのです。

勝つための努力を楽しみ、勝つための試合運びを楽しみ、勝敗関係なく相手に敬意を持つ、これで良いのです。

競争による勝敗の結果は人の価値とは関係ありません。

楽しくない、よけいな競争はしなくて良いのです。

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