努力か才能か

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【努力か才能か】

これは教育者である以上、絶対に考えなければならない問題です。

頭脳や運動能力は遺伝で決まるのか。

あるいは、どの程度遺伝が能力に影響するのか。

才能の無い人はどんなに努力しても無駄なのか。

逆に、努力さえすればどんなに非才な人でも結果を残すことが出来るのか。

これらの問題は様々な書籍で数々の専門家が持論を発表しており、

僕もたくさんの本を読んで専門的な情報を集めてきました。

「能力は遺伝で決まる」と言い切るものもあれば、「努力が全てである」と結論付けるものもありました。

しかしこれらは対立する意見ではなく、実は共通している部分も多かったのです。

僕なりの言葉でまとめるのならこうです。

「生まれ持ったもの(遺伝)の影響は確実にある。

しかし努力しなければ才能があっても無くても凡人のまま。

努力すれば今の自分よりは確実に上に行ける。」

きっと、「努力は才能に適わない」と言う人に、本気で努力した人はいません。

人並みの努力はみんなしているのです。

ならば人並み以上に、人とは違う形で努力しなければ、結果など出ようはずもありません。

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