みにくいアヒルの子

【みにくいアヒルの子】
今日のレッスンに来てくれた生徒が絵本を持っていたので、なんとなくその話題です。
「みにくいアヒルの子」はとても有名なアルデンセン童話ですが、内容をご存じでしょうか。
簡単にまとめるとこのようなお話です。
アヒルのお母さんのもとに、他の雛たちとは変わった見た目のアヒルの子が生まれました。
兄弟や仲間の鳥から「みにくい」といじめられ、旅に出たアヒルの子は、どこへ行っても仲間はずれにされて、孤独に暮らしていました。
春になり、空を飛ぶことができるようになったアヒルの子は、水面に映る自分の姿を見ました。
すると、そこに映っていたのはみにくいアヒルの子ではなく、美しい白鳥の姿でした。
自分がアヒルではなく白鳥の子だったことにこの時はじめて気づきます。
白鳥の子は「美しい鳥の中でも一番美しい」と言われながらも、決していばらずに仲間たちと幸せに暮らすのでした。
「みんなと違うことが悪いことではない」「美しいことが偉いわけじゃない」
読者によって様々な解釈、教訓を得ることが出来る物語です。
3~5歳ごろのお子様への読み聞かせとしてもおすすめの絵本ですね。