心配しすぎは悪影響
【心配しすぎは悪影響】
親の心配性は子供に伝染します。
確かに、慎重であることや、危険を防ぐことは必要ですが、
過剰になり過ぎると、物事をネガティブに捉えてしまう原因になります。
例えば、外で知らない人に声をかけられたら十分気をつけなさいと親なら子供に教えたいところです。
しかし、知らない人が全員悪い人だとは教えたくありません。
ではもし幼い子供に対し、親が過剰に他人との接触を抑制したらどうなるでしょうか。
十中八九、他人を信じない大人になります。
それはプライベートでも、仕事においても一つの足枷になることでしょう。
また、他の子に比べてできないことを「どうしよう」「困った」と言うのも同じです。
その心配は親以上に、子供自身が不安に思うことに繋がります。
それが彼らの自信や自己肯定感の低下に繋がることは言うまでもありません。
親は我が子のことを、自分のこと以上に心配するものです。
しかしその心配がマイナスになることもあるということを忘れてはいけませんね。