ワクワクする解釈を
【ワクワクする解釈を】
かつて僕らのご先祖さんたちが夜空を見上げたとき。
「あの星とあの星を結んだら、ライオンに見えない?」
そう盛り上がって名付けられたのが「しし座」です。
「じゃあ、あれとあれを結んだらさそりだね!」
と盛り上がったのが「さそり座」です。
星はただそこにあるだけです。
しかし想像を働かせて、星と星を自由に結び、夜空に絵を見出していったのが、星座の歴史です。
人生も一緒、現実がただそこにあるだけです。
なんともない現実をどう面白く捉えるかは、いつも僕たちの「視点」にかかっています。
生きていればたくさんの問題が起きます。
多くの人は問題をどうにかしようとするかもしれません。
しかし問題が問題なのではなく、それをどう捉えるかが本当の問題なのです。
捉え方はいくらでも、自由に変えられるのですから。
ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの言葉をご紹介します。
「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。」
信じられないようで、本質的な言葉だと僕は思います。