分かっていてもできない
【分かっていてもできない】
通園バスを待っている時、息子たちは見つけた虫や落ちているゴミ、
岩の隙間など、あらゆるモノに興味を示します
とにかく片っ端から触って、「これはなんだ?」と勉強をしているのです。
この子供たちの貴重な学びの時間に、僕はいつも後悔してしまいます
なぜなら、息子が汚いものを手に取ると、思わず「やめなさい」と注意をしてしまうからです。
泥が付いているもの、尖っていて危なそうなもの、誰かが捨てたお菓子のゴミ、、、
そういうものです。
理性では、こういうものを実際に手に取って感触を知ったり、
物質の特徴を理解することが知力のベースになることを知っています。
土や泥に触れることで免疫機能が発達し病気になりにくくなることも、
無理やり行動を制限された子供がストレスを感じてしまうことも知っています。
それなのに、なんか汚いからという理由で「やめなさい」と言ってしまうのです。
実践できないのに何のために毎日学んでいるのか、そんな悔しさを感じます。
僕は親としてまだまだ未熟です。
息子たちの行動を笑顔で見守れるよう、日々精進です。