子供は何もないところから創造できる

【子供は何もないところから創造できる】
何を与えれば子供にとって良い影響があるのか。
これは多くの親が日々考えているテーマだと思います。
しかし我々が心配している以上に、子供は(ほとんど)無から何かを生み出すことが出来ます。
床の隅にある埃や地面に落ちている石ころ、壁の亀裂、そういうものがたまらなく面白い時期もあります。
僕は小学生の頃、毎日のようにゴミ捨て場に行っていた時期がありますが、そこは宝の山でした。
滑り台を滑るのもいいですが、家のソファーから「つるん」と滑り落ちるのが面白かったりもします。
大人が見ると、「あんた、そんなことやめなさい」と思うことに子供は熱中します。
食べ物で遊んでしまうこともあります。
「これは食べるもので、それ以外の用途で使うものではない」という概念が無いからです。
これはムニムニしてる、こっちは形が変わる、これは手につく、こっちに入れたらどうなるんだろう、、、
日常全てが遊びなのです。
大人が制限しない限り、子供は創造し続けます。
大人があれもこれも与える必要なんて、本来無いのかもしれません。