人は本来ネガティブである

【人は本来ネガティブである】
皆さんは、「ポジティブになろうよ。」と言われたらどう思いますか?
正直、「そんなこと分かっているけど、綺麗事で現実は変わらないよ。」というのが本心かもしれません。
しかし誰もが、物事は悲観的に受け取るよりも、
楽観的に捉えた方がいくらか良い方向に進むことを知っています。
それなのに、ネガティブな考えはいつも浮かんでくる。
とても不思議な、脳のイタズラのようです。
まさに、ネガティブ思考とは脳の働きによるものです。
例えば暗い森の中に入る時、
「この森には凶暴な動物がいるかも」
「迷って遭難するかも」
「崖から落ちるかも」
とリスクを想像する力はとても大切なのです。
「まあ、なんとかなるっしょ!」と突入したら、命を危険に晒すことになります。
つまり我々は、生存本能としてネガティブ思考がベースにあります。
ポジティブ思考を身につけるためには『練習』が必要なのです。
ポジティブな解釈を意識的に繰り返していく練習です。
そうすれば、リスクを把握した上で、
「きっと自分なら乗り越えられる」という強い自信を持つことができるでしょう。