避けたい失敗

【避けたい失敗】
人は失敗から学ぶものです。
転んで痛い思いをすると、次からは転ばないよう注意するように。
そのような短期的な失敗は、早期になるべく多く経験するべきです。
しかし中には、何年も何十年も結果として現れない、長期的な過ちが存在します。
「失敗した」と気づいてからでは、もはや改善できないほど深刻な問題になっている過ちです。
例えば栄養です。
今や(予備軍を含めると)日本人の5人に1人がなっている「糖尿病」ですが、
30代以降から増え始め高齢になるほどなりやすい病気です。
その理由は症状が現れるまでに長い前駆期間を要するからです。
先に述べたように、症状が出て後悔してからでは手遅れなのです。
糖尿病を例に挙げましたが、その他健康を害する行為、子供やパートナーといった身近な人間関係では、
日常の些細な問題の蓄積が遠い将来に大きな問題となって現れることがあります。
そういうものを防ぐためには、学び、想像し、未然に改善するしかありません。
経験すべき失敗と、避けるべき失敗を見定めていきたいですね。