禍を転じて福と為す
【禍を転じて福と為す】
人間誰しもミスを犯します。
運悪く危機的な状況に陥ることもあるでしょう。
すると焦りを感じたり、自己防衛本能から言い訳をしたくもなります。
ですがそういう時こそ、成長のチャンスです。
僕もよくピンチを経験します。
例えば、僕は腰椎分離症持ちなので、たまに突発的なぎっくり腰になります。
そうなったらレッスンにも支障が出てしまうのですが、これが必ずしもマイナスだとは限りません。
実際にこのような状況になった時、僕はこう考えました。
「身体が動かせないのなら、話術でカバーしよう。」
「お手本は生徒にやってもらおう。」
「この状況でも必ず子供たちを満足させてみせる。」と。
結果として、「先生、ぎっくり腰だから」などと伝える必要もなく、(自己評価ではありますが)生徒たちに最高の時間を提供することができました。
さらには、レッスンのバリエーションを広げ、自分の話術を向上させるきっかけにもなりました。
問題が起きたからこそ、気づくことや、成長できることがあります。
問題は問題ではなく、成長のチャンスでしか無いのです。