やらせるだけが指導ではない

【やらせるだけが指導ではない】

幼稚園バスから息子たちが下りてくると、リュックを地面に置き去りにしてダンゴムシを探しに走って行ってしまいます。

僕は、置き去りにされたリュックを見て少し考えていました。

自分で拾わせるべきか、親が拾ってあげるべきかをです。

これは子供の年齢や性格など、色々と考慮すべきことがあると思いますが、僕は拾ってあげることにしました。

「だめだよ。」と指導すれば、出来るようになるかもしれませんが、僕が拾ってあげる姿を見せることも、十分に指導であると考えたからです。

数年後、弟のリュックを兄が拾ってくれたら、それで良いではありませんか。

部屋の片付けにしてもそうです。

親が指示を出して子どもに片付けさせるのもいいですが、親が部屋を綺麗にする姿勢を示すのもまた、指導なのです。

それに、もしも子供から「パパ、早くキッチンの洗い物を片付けなさい!」と言われたら、あまり良い気はしません。

相手の立場で考えて、伝え方を工夫することもできます。

親が思っている以上に、子どもは親の行動をよく見ています。

口で言う前に、自ら姿勢を示すことはとても大切なのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です