風が吹かなければ木は枯れる
【風が吹かなければ木は枯れる】
巨大な温室空間で、栄養を存分に与えられ、大切に世話をされた木はみるみると成長していきます。
しかしその多くは枯れてしまうといいます。
理由は「風」というストレスが足りなかったからです。
風のない場所で育った木は、やがて自らの重さに耐えられなくなり倒れてしまうこともあります。
反対に強い風に晒されて育った木は頑丈です。
深く根を張り、強い幹と柔軟な枝を獲得します。
人間も同じです。
時代が進むにつれ、「頑張らなくてもいい」「嫌なことは避けていい」という考えが世の中に溢れています。
しかし本当にそれで良いのでしょうか。
ストレスというものは避ければ避けるほど、人間を弱くしていきます。
少し風が吹いただけでポキンと折れてしまうほどに。
だからこそ、たくさん挑戦をし、失敗をしましょう。
バカにされて、恥をかきましょう。