子供には自らを育てる力が備わっている
【子供には自らを育てる力が備わっている】
子供は自ら実験・検証をして物事を理解し、知識や想像力を高めていきます。
そしてその実験・検証には善悪の境がありません。
「ティッシュを引っ張ったらどうなるんだろう?」
「牛乳をお米にかけたらどんな味になるんだろう?」
「ミミズを触るとどんな感触なんだろう?」
時には親が「困った」と感じることを子供はします。
しかし子供にとってそれらは、自分自身を成長させるための行為であり、
決して大人を困らせるための行為ではありません。
ですから僕たち大人は、「この子には自分を成長させる力が備わっている」と信じ、
「なんでこんな(困った)ことをするんだろう?」という時こそ子供をよく観察して、
その時子供が自分の中のどんな力を育てようとしているのかを想像することが大切なのです。
そうすればきっと、子供が物事に興味を持ったことを承認し、
お節介にならない程度に援助することもできるでしょう。
善悪の区別は必ずできるようになります。
優先すべきは、子供を信じ、可能な限りで自由に行動させてあげることです。