子供の心配より親の幸福
【子供の心配より親の幸福】
僕は息子を信頼しています。
もちろんそれは、こちらの思い通りに動いてくれるという意味ではありません。
悪戯をして親を困らせますし、他人に迷惑をかけたり、間違いを犯すこともあります。
この先病気になったり、大きな怪我をすることがあるかもしれません。
学校でいじめられるかもしれませんし、不登校になるかもしれません。
それでもこの子たちは大丈夫です。
それぞれの人生で、必ず幸せな生き方を見つけてくれると信じています。
なので僕は、彼らの心配をするぐらいなら、その時間を自分の幸せのために使います。
子供にとっての幸福は2つです。
1つは、親から「ああしろこうしろ」「それはやめろ」と指図されないこと。
そしてもう一つが、お父さん、お母さんが幸せに生きていることです。
確かに親には子供を守る責任があります。
しかしながら、子供の人生は子供のものだということを忘れてはいけません。
親はサポーターであり、決して子供の人生の舵を握る存在ではないのです。
子供は親の言葉を聞きません。
ただし、親の背中はよく見ているものです。