スポーツの勝ち負け思考

【スポーツの勝ち負け思考】
僕は幼いころから勝ち負けの世界で生きてきた人間です。
スポーツにおける勝負には特徴があります。
それは勝者を称えることです。
負けたら誰でも悔しいです。
しかし勝った人間を恨んだり妬んだりしません。
なぜなら、同じルールの中で正々堂々戦った結果だからです。
自分も精一杯努力してきたけれど、相手の方がもっと努力したのだと考えます。
なので勝負とは、勝った方も負けた方も気持ちが良いのです。
スポーツの世界に「頑張ったのに結果が出なかった」という概念はありません。
思い通りの結果が出なかったのは、相手のせいでも運のせいでもなく、努力不足なのです。
さて、人生勝ち負けじゃない、他人と競う必要なんてない。
そういう考え方が尊重される時代です。
確かに、人生勝ち負けではないかもしれませんが、努力した人間がより成果を出すのは事実です。
勝ち負けを競うこと自体が悪いのではありません。
比較することで落ち込んだり、相手を妬むことが良くないのです。
自分よりも優れた人を称え、自らの原動力に変える力が、精一杯努力した先にあるのではないでしょうか。