チャレンジして良かった
【チャレンジして良かった】
20代の僕が何に悩んでいたか。
それは、何者にもなれない自分への苛立ちでした。
給料にも人間関係にも、会社の仕組みにも不満を持っていました。
僕は実業団に所属していたので、競技での活躍が社内での出世にも繋がります。
それなのに、思うように競技力が伸びない、結果が出ない。
どうすればいいのか分からず、ストレスばかりが溜まる状態でした。
本当に未熟だったと思います。
今の僕が当時の僕を部下に持っていたら、きっとこう言うでしょう。
「自分の人生に責任を持て」「稼ぐ力をつけてから出直してこい」と。
その後僕は独立し、お金を稼ぐことと向き合いました。
家族が増え、自分の人生の責任について、真剣に考えました。
様々な悪習慣を絶ち、幸福について学びました。
あれから10年近く経ち、僕はあの頃のように悩んでいません。
自由に使えるお金も時間も、会社員時代より減りましたが、幸福度は圧倒的に増えました。
それはきっと、自分の知らない世界に足を踏み入れ、責任を持ってチャレンジしたからです。
あの日一歩踏み出したことを、本当に良かったと思っています。