教育を学ぶということ

【教育を学ぶということ】

「教育」と聞くと、ごく一部のジャンルを想像するかもしれません。

しかし教育は果てしなく広い分野であり、生徒により良い道を示そうと思った時、教育者として持っていた方がいい知識はあまりにも膨大です。

具体的に言うのであれば、教育本をいくら読んでも、教育現場でどれだけ実践と検証を繰り返しても、きっと教育をマスターする日は訪れません。

例えば僕は「体操教室」という狭い分野の指導者です。

そこには、人体(骨格や筋肉)の知識、運動力学的知識、練習法の知識、子供のやる気を引き出すための(心理学的)知識、話し方・表現力などの伝える技術、補助の技術といった現場でのスキルが必要です。

また、自己管理(表情、身だしなみ、体調、気分)のためには栄養や脳科学も大切ですし、生徒と関わる上では歴史や哲学、宗教も役立ちます。

もちろん経済的(労働、経営、政治)な知識も必要でしょう。

学ぶほどに、生きているうちに必要な全てを知ることなど到底不可能だと痛感します。

それでも指導者が学び続けなければ、子供に未来はありません。

僕は教育研究家として、これからも学び続けます。

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