悩むと考えるの違い
【悩むと考えるの違い】
悩むとは、「答えが出ない」という前提のもとに、「考えるフリ」をすることです。
一方、考えるとは、「答えが出る」という前提のもとに、建設的に考えを組み立てることを言います。
要は前提の違いです。
「解決できない」と思うから、人は悩むのです。
しかし、冷静に考えたら、解決できないことを悩む必要はありません。
なぜなら、解決できないからです。
あるいは「今の自分には解決の方法が分からない」のであれば、考えるのをやめてもいいのです。
では、「解決できる」前提のもと行動する場合はどうでしょう。
現状と解決を結ぶプロセスを組み立てたり、同じ事例を探したり、人に聞いたり、とにかくやるべきことがあります。
解決のために行動し続けているのですから、問題がどれだけ深刻でも「悩む」という状態にはなりません。
世の中には悩みを持たない人が確かに存在します。
それは単に楽観的な性格なのではなく、答えを追い求めて行動し続けている人なのでしょう。
悩みの無い人生こそ難しいかもしれませんが、「考える」の本質を知ることで多くの悩みが解消されるかもしれませんね。