自律神経が整う朝の行動
【自律神経が整う朝の行動】
自律神経というのは、僕たちが意識しなくても働き続けている神経です。
その働きが正常であるということは、交感神経と副交感神経のバランスが取れており、1日を通してこの二つが緩やかに切り替わっているということです。
もう少し細かく言うと、交感神経は12時ごろが最大になるように朝から徐々に活発になり、副交感神経はそれに対して最低レベルとなります。
そして0時ごろにかけてこれらが反転するのが、理想的な自律神経の切り替わりサイクルと言えます。
さて、1日のスタートである朝の行動は自律神経に大きな影響を与えます。
結論から言うと、バタバタしないように起きるというのが最良の選択です。
例えば寝坊をして起きると、交感神経が一気に高まり、副交感神経が急降下します。
これにより、緊張と興奮によって呼吸は浅くなり、1日を通してイライラを引き起こしやすくなります。
さらに、夜になっても副交感神経が高まらずに眠れないので、次の日の朝が起きにくいという悪循環を引き起こします。
疲れが溜まっている時こそ、眠たい時こそ、朝は早く起きる必要があるのです。