溢れ出す探究心

【溢れ出す探求心】
ある研究によると、子供は親との会話の中で200時間のあいだに2万5000回近い数の質問をしていました。
およそ1分間に2回のペースになります。
思い返してみれば、僕も毎日のように「なぜ?」「どうして?」と息子たちから質問を浴びています。
さて、これをどう捉えればよいでしょうか。
まず言えることは、子供は謎を解くことが好きだと言うことです。
それは同時に、分からないことを分からないままにしない、無知であることを恥じない心を持っているということです。
僕はこの「なぜ?」「どうして?」にとことん付き合っていくことが、"知力"のベースになると考えています。
一般的には2歳から6歳にかけてが、この「質問期」と呼ばれる時期です。
質問に対する答えが必ずしも正しい必要はありません。
わけの分からない質問に、わけの分からない答えを出しても構いません。
大切なのは、彼らの溢れ出る探求心を誰かが受け止めてあげることなのです。