解決策より重要なこと

【解決策より重要なこと】

僕は昔からこんな過ちを犯してしまいます。

その過ちとは、妻からの相談に"合理的な解決策"を提示してしまうことです。

例えば、「最近、子供の寝つきが悪いんだけど」という相談を受けたとします。

すると僕は、「日中の運動不足は考えにくいし、スマホのブルーライトの影響かな。あとは、鉄や亜鉛不足も寝付けない原因になるよ。でも、そういう時期もあると思うし、深刻にならなくてもいいんじゃない?」みたいなことを言います。

妻はいつも呆れた顔をします。

それもそのはずです。

そんな論理的な意見を聞くために、相談したわけではないからです。

改善案を挙げるとすれば、「ほんと困っちゃうよねー!大変なのにいつもありがとう。」です。

つまり、共感と感謝です。

家族とのコミュニケーションにおいて、僕は「教育研究家」である必要はありません。

夫であり、父であればいいのです。

妻はこの大切な事実を、度々僕に教えてくれます。

まだまだ若造であります。

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