もめ事を経験する
【もめ事を経験する】
これは、子供にとってとても貴重なことです。
例えば、一対多数のような状況や、暴力で自分の主張を通そうとしている時は大人が止めても良いと思いますが、一対一で言い争っている時は是非とも見守ってあげてほしいです。
多少言動が激しくても、静観しているとほとんどのケースで折衷案を見つけ出し、仲直りをして一緒に遊び始めます。
見ていて、「え?そんな簡単に許せるんだ。」「すごい!偉い!」と感心するほど、しなやかに問題を解決していきます。
僕も見習わなければならないと思うほどです。
この経験によって、相手の気持ちを考えたり、自分の主張を伝える力、つまりはコミュニケーション能力が養われていくのです。
とは言え、これが分かっていても、なかなか親が静観するという行為が難しいところです。
ショッピングモールなどで、双方の親が居合わせるケースでは、黙って観ている訳にはいかないですから。
ただし、「もめ事は子供を成長させる」ということは頭に入れておきたいです。
チャンスがあれば、”見守る”という選択をされてみてください。
子供の新たな一面が見られるかもしれません。