何回「いいよ」と言えるか
【何回「いいよ」と言えるか】
僕は指導中、あるいは子育て中、どれだけ子供に許可を出せるかを意識しています。
指導をしていれば、生徒から「鬼ごっこがしたい」「縄跳びがしたい」「トランポリンがしたい」などという要望が挙がります。
当然ながら、全ての要望に応えることはできません。
その日実施しようと考えていた練習計画もあります。
そんな生徒の希望を聞けない時であっても、「ダメだよ」「ごめんね」という言葉は極力使いません。
例えばこんな感じです。
「いいよ。じゃあ、もし時間が余ったら最後にやろうか。」
「わかった!代わりに〇〇はやらないけどいいかな?」
息子が「まだ(幼稚園に)行きたくない」と言った時も、「仕方ない。あと10秒お家に居させてあげる。」と伝えます。
なぜ、肯定的な言葉を使う必要があるのか。
それは、「何もかもあなたの要望通りにはいかないかもしれない。しかし、あなたの思いはちゃんと理解したよ。」という承認のメッセージだからです。
子供は度々無茶な要求をするものですが、できるだけ否定をせずに、お互いが納得できる状況に持っていけるといいですね。