ぐちゃぐちゃでいいんだよ
【ぐちゃぐちゃでいいんだよ】
通信制高校「成美学園」の創立者であり、福祉事業をはじめ、様々な教育事業によって社会貢献をされている酒井秀光さんのエピソードをご紹介します。
息子さんが小学校3年生の頃、父母面談で担任の先生から「机の中がぐちゃぐちゃだから指導して下さい」と言われたことがあったようです。
実際に見てみたら、机の中は散らかり放題でした。
しかし酒井さんは、「きちんと整理してたら駄目だよ。3年生はまとまっちゃ駄目だ。ぐちゃぐちゃでいいんだよ。」と伝えたのです。
そのように伝えた理由は、2つあると言います。
1つ目は、息子が自分に対して委縮しないよう、「何でも話せる父親像」を目指したから。
2つ目は、「人間いつかはまとまるものだから、子供は伸び伸び過ごした方がいい」という考えを持っていたからです。
おかげで息子さんは、酒井さんに対して何でも相談してくれるようになり、失敗を恐れず行動できる子になったとのことです。
僕はこの話を、とても深い内容だと感じました。
皆さんは何を感じましたか。