実績が自信を作るとは限らない

【実績が自信を作るとは限らない】
一般的に見たら輝かしい成績を収めた人であっても、なぜか自分に自信が持てないことがあります。
例えば僕は24歳の頃、「自分は何でこんなにも無能なんだ」と嘆いていました。
仕事で実績を出せない、能力が低い、意志が弱い、とにかく自分が嫌いでした。
しかし自分でも言うのも烏滸がましいですが、大学で学んだので、ある程度の知識は持っていましたし、体操に関しては全国制覇の経験もありました。
それなのに、そんな実績は24歳の僕にとって、かけらも自信にならなかったのです。
なぜかと言うと、実績というのは過去だからです。
「あの頃は輝いてた」「昔は痩せてた」「子供の頃大会で優勝した」というのは、全て過去の自分であり、今の自分ではありません。
結局は、今の自分を信じることができなければ、自信を持つことはできないということです。
つまり、自分は今まさに成長している、新しいことに取り組んでいる、今ある幸せを実感できている、そういうことが自信に繋がるのです。
これから何を為すのか、そのために今日何をするのか、それだけが自信の源ではないでしょうか。