リスクとハザード

【リスクとハザード】
riskとhazardは、日本語ではどちらも「危険」と訳されます。
詳しくは、リスク=危険の”度合い”、ハザード=危険”そのもの”ということになりますが、以下ような考え方もできます。
・リスク=プラスな何かを得るための代償
・ハザード=何もプラスにならない致命的な危険
これを教育に当てはめて考えてみると、例えば、自然の中での自由な遊びにはケガなどのリスクが伴います。
ですがこのリスクには、子どもが身体的、精神的に成長するためのプラスのリターンが山ほど存在することは言うまでもありません。
一方で、何もプラスにならないハザードの例を挙げるとしたら、大人からの無意味な圧力や過度の叱責などになります。
つまり教育においては、ある程度のリスクを取るべきであり、ハザードを排除するという考え方が一つの指標になってきます。
このように、子供に対する危険がどのような成長に繋がるのか、あるいは単なる危険で終わってしまうことなのかを考えることには、家庭教育においても非常に重要な意味があると思います。