親は頼りないぐらいで良い

【親は頼りないぐらいでいい】
社会人に求められる能力は何でしょうか。
忍耐力、学習意欲、問題解決能力、責任感、時間(タスク)管理能力、適応力などが挙げられます。
これは性格の問題ではなく、必須能力です。
どんな企業であっても、これらが欠如した人材を欲しいとは思いません。
そして、これらの能力が社会人になったら自然と身に付くかと言えば決してそんなことはありません。
子供のうちから培って行かなければならないのです。
では、どうすれば上記のような能力が身につくのでしょうか。
その答えは、「見守る」「任せる」「失敗させる」「熱中させる」などの子供主体の教育です。
言い換えれば、口出ししない、手出ししないということです。
例えば、失敗を未然に防ぐのではなく、失敗した後どうするのかを見守ったり、子ども同士の喧嘩を見守ったり、起床や食事、着替えを手伝わないことです。
親が行動管理した環境で育った子供は、自分では何もできません。
何もできないので、親はいつまでも面倒を見続けなければならなくなります。
反対に、親が頼りなければ、子供は立派に育つのです。