評価より尊敬

【評価より尊敬】
人が100%以上の働き(頑張り)をするのはどんな時でしょうか。
それは認められた時です。
よく、褒められると人はやる気になると考える人がいますが、これは半分正解で半分間違いだと思います。
褒めるというのは主に「評価」です。
「凄いね」「偉いね」「かわいいね」「綺麗だね」
褒められると嬉しい気持ちになる場合が多いかもしれませんが、実は「評価」されて嬉しい人はいません。
他人からの評価が、自らも認める素晴らしい点であった時に、「認めてもらえた」と感じ、普段以上の努力をしたりするのです。
注意しなければならないのは、「おだて」にならないことです。
人はおだてられてもやる気になりません。
例えば、「〇〇ちゃんは偉いから、お片付けできるよね。」というのは、褒めているのではなく、都合よく行動させるためにおだてているだけです。
経験上、この方法でやる気になる子どもはいません。
つまり、褒めようとするよりも認めようとする心構え、さらに言えば、相手を尊敬する気持ちが大切なのだと思います。