お天道様は見ている

【お天道様は見ている】

人は孤独になると免疫力が落ちて病気にかかりやすくなり、早死にします。

慢性の孤独を感じる人は、タバコを1日1箱吸うのと同等のダメージを被るという研究データもあります。

人と人が触れ合うとオキシトシンが分泌されるという話を度々しますが、それに機序したことです。

さて、ここからが面白い。

日本人の中には宗教を忌む人もいますが、神様や仏様、死後の世界、来世、鬼や悪魔という概念を持っていると免疫力が高まるという研究もあります。

馴染みのある言い方だと、「お天道様はいつも私を見ている」という感覚です。

善い行いも、悪い行いも、神様は見ている。

何か悲しいことがあっても、神様が自分に試練を与えている。

このような捉え方は、先に述べた孤独とは対極にありますから、免疫力の増加と関係があるというのも納得です。

つまり、実際の人と人との繋がり以外に、「自分の信じる概念と繋がっている」という感覚も、健康と大きく関わりがあるということです。

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