親の感情がそのまま子供の感情になる
【親の感情がそのまま子供の感情になる】
子供の性格は一人ひとり異なります。
生まれつきの気質もあるでしょう。
そうでなければ、同じ環境で育っている兄弟姉妹は、全く同じ性格になるはずですから。
一方で、育つ環境も子供の性格に大きく影響します。
その環境の一つが、「親の感情」です。
親が子供に対して不安を感じていれば、子供は物事に不安を抱えるようになります。
親が都合の悪いときに嘘をつくと、子供は嘘をつくことで都合の良い結果を得ようとします。
親が感情的に怒っていれば、子供は感情的に怒るようになります。
これは「きっとそうだよね」という話ではなく、ミラーニューロンという脳の働きによる作用です。
例えば親が怒鳴っている姿を見ると、子どもの脳も怒鳴っているのと同じ反応をします。
子は親の鏡と言いますが、まさに鏡なのです。
さて、大川家の次男はティラノサウルスのような暴君です。
これが彼の気質であり、価値でありますから、それは変えられません。
大切なのはそれを心配したり、不安に思わないことです。
子供の「ありのまま」を認めることが、子育ての土台ではないでしょうか。