課題の分離

【課題の分離】
子育ても含めて、教育において大切なことは、「これは誰の課題だろうか」と考えることです。
教育に限らず、社会に生きる上でも大切なことだと言えます。
本日も大川家の長男と次男は喧嘩をしています。
大抵は次男がいきなりおもちゃで叩きます。
すると長男は「ちっち(次男)が叩いた〜!」と僕の所に来ます。
僕は「叩かれちゃったの。痛かったね。」と言ってなでなでします。
数秒で立ち直るので、あとは何もしません。
次男を叱る必要もありません。
叩かれたのは長男、叩いたのは次男、彼らの課題です。
無責任なようにも感じるかもしれませんが、場合によっては彼らのやりとりに介入する方が無責任です。
僕に課題があるとしたら、できるだけ親が介入せずに済む環境を整え、僕自身のメンタルを安定させることです。
具体的に言えば、重大な怪我に繋がりそうな危険を排除することや、彼らの成長を見守るために不安や怒りの感情をコントロールすることになります。
それぞれの課題を考えることが、責任を持つ気持ちに繋がるのではないでしょうか。