子供を変えようとしない

【子供を変えようとしない】
人は変われます。
「変われる」と思った瞬間に、いつからでも変わることができます。
だからこそ、人生は自由自在です。
しかし一方で、他人を変えることはできません。
他人が変わるのは、その人自身が「変わろう」と思った時だけです。
これは全ての人に当てはまる原則です。
つまり、子供も同じです。
いかに親であれ、子供を変えることはできません。
親が子供にできるのは、物事を教えたり、様々な経験を与えたり、自らの背中を見せることです。
そこから何を感じ、どう活用し、どんな道に進むかは子供自身が決めることになります。
「そんなことよりあれをやりなさい」「あなたのそういうところが良くない」と言い続ければ、関係に溝ができるだけです。
人から「変わりなさい」と言われて、前向きになれる人はいません。
それは自分を否定されたのと同じだからです。
子供は今、そのままの状態で完璧です。
人に迷惑をかけたり、悪いことをするからといって、欠陥があるわけではないのです。
親から認められて育った子は、自ら変わっていきます。