知識があると経験があるの違い

【知識があると経験があるの違い】

雪が溶けると何になる?

こんな質問を子供にしたとします。

答えは当然、「水になる」です。

雪を見たことが無い子でも、知識があればこのように答えることができます。

では、これ以外の答えを考えてみましょう。

ちょっと難しいかもしれません。

雪がよく降る地域で育った子からは、次のような答えが出ます。

・春になる

・思い出になる

・寂しい気持ちになる

・大人が楽になる(雪かきをしなくていいので)

・べちゃべちゃになる(地面が)

・色になる(真っ白だった景色が)

これは実際に雪を見て、雪と共に過ごしたからこそ出てくる答えです。

これが、「知識がある」と「経験がある」の違いです。

どちらも同じ「知っている」という状態です。

しかし、「知っている」次元が違います。

ここでは雪を例にしましたが、あらゆる物事において言えることです。

僕も親として、子供たちにはできるだけ多くの経験をさせてあげたいと考えています。

経験こそ、真に濃密な学びなのです。

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