腸が全てを握っている

【腸が全てを握っている】
健康や食事に関する本にはもちろん、子育て、自己啓発、ビジネス書など、ジャンルを問わず多くの書籍にこう書かれています。
「腸がすべて」だと。
なぜ一見無関係な「腸」という言葉が出てくるのでしょうか。
それは、腸さえ健康であれば、人は健康で長生きでき、子育て、ビジネス、人間関係すらも上手くいき、幸福感、充実感を感じながら人生を楽しむことができるからです。
人体には腸以外にも重要な臓器がたくさんありますが、脳も肝臓も腎臓もそれ以外の臓器も、腸が健康であれば健康でいられるのです。
僕は教育研究をしている身なので、子供の健康に関して言えば、
免疫力(あらゆる病気の予防)、アレルギー、学習能力、精神の安定(集中力、忍耐力、意欲、安定した睡眠)などは、腸の健康状態が大きく関わっています。
では、腸を健康にする方法は何か。
それはもちろん食事です。
腸に良い(腸内細菌にとって良い)ものを食べれば腸は健康になり、腸に悪いものを食べれば腸は不健康になります。
長くなるので根拠や細かい説明は省きますが、腸に良い食べ物をご紹介しようと思います。
キーワードは食物繊維です。
食品群としては、次のようになります。
<穀物類(玄米、もち麦)、豆類、種子類(ナッツ)、海藻類、イモ類、きのこ類、野菜、果物>
これだと「全部じゃん」となってしまいますが、とにかく食物繊維の豊富な食材を幅広く摂ることが大切です。
では、腸が大喜びする精鋭を4つご紹介します。
・バナナ(未熟なほど良い)
・さつまいも
・ブルーベリー
・キウイフルーツ
もちろんこれだけに偏るのは良いことではありませんが、これらは毎日食べても良いほどで、研究によるエビデンスも確かな食材です。
他にも腸に良いものはたくさんありますので、食物繊維をキーワードに、多様な食材をバランスよく摂取していきたいですね。