あなたに責任がある

【あなたに責任がある】
僕は仕事として、大切なお子様を預かって体操の指導をしています。
ですから、その時間は子どもを守る責任があります。
大きなもので言えば、重大な怪我からです。
また、親という存在も我が子を守る責任がある立場です。
子どもは未熟ですから、様々な危険を遠ざけたり、場合によっては排除しなければなりません。
その上で、僕たち大人が頭に入れておくべきことがあります。
それは、子どもの行動したことは、子ども自身に責任があるということです。
僕は親として、スポーツ指導員として、この考えをとても大切にしています。
あなたが転んだのは誰の責任なのか。
喧嘩が始まったのは誰の責任なのか。
上手くできないのは誰の責任なのか。
それは全て本人の責任です。
環境の問題、大人の問題、他人の問題にして、「あなたは悪くない」などと言ってはいけません。
それでは、自分の力では問題を解決できない、無責任な人間を育成することになってしまいます。
「あなたが関わっていることは、あなたに責任がある」と教えていくのが大人の責任なのです。