子どもの才能にどうやって気づく

【子どもの才能にどうやって気づく】
三つ子の魂百までという言葉がある通り、子どもの性格(強み、好み、才能)は大人になっても大きく変わるものではありません。
事実、ニュージーランドで23年という長期にわたり、1000人の子どもを対象にした研究では、
3歳の時の性格と、26歳になった時の性格の特徴は、驚くほど共通していました。
ならば、早いうちに子供の才能に気づき、その性格や好みに合った物事に取り組ませる方が、効率的に能力を向上できると考えるのが自然です。
では、どうすれば子どもの才能を発見できるでしょうか。
簡易的な取り組みとして、次の4項目に注目することで子どもの才能の発露を見出すことができます。
①憧れ
子どもが繰り返し惹きつけられる、特定の活動や環境。
②習得の早さ
子どもが素早く習得したスキルや知識。
③満足感
子どもが熱意を持って取り組み、やり遂げ、心理的な充足感を得た物事。
④時間感覚の喪失
子どもが夢中で没頭し、時間感覚がなくなる活動。
これらに当てはまるような兆候が繰り返し見られる場合、その時子どもは、才能のある分野で活動していると考えられます。